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27歳からの立体視獲得への挑戦

生まれた時から「斜視」「ほぼ弱視」だった私が、27歳から立体視獲得に向けて試行錯誤を始めました

集中トレーニング2週目終了

早いもので、アメリカでのトレーニングも2週目が終了しました。

 

1週目はあまり進捗の様なものは感じず焦りを感じていましたが、2週目は私の目についての新しい発見があり、トレーニングでの見え方も変化してきました。

 

新しい発見「網膜異常対応」

私の左目は「網膜異常対応(Anomalous Retinal Correspondence,ARC)」を起こしていることが分かりました。

 検索していただくと、詳しく説明しているサイトがありますが、簡単にいうとある点を両目で見ていたとしても、その像が映し出される網膜上の位置が、左右の目で異なる状況です。

網膜はどこに光が当たっても同じ様に見えるわけではなく、中心に物がクッキリ見える中心窩というスイートスポットの様なものがあります。そのため、異常対応を起こしている方の目ではその中心窩に光が当たらず、物がはっきり見えなかったりするようです。結果、左右での見え方が異なり融像を妨げるとのことでした。

私の場合は、左目が異常対応を起こしており、左目での視野は右目に比べてなんとなくクッキリしないな、と前から思っていました。以前も検査したはずなのですが、検出されなかったということは不安定なのかもしれません。

網膜異常対応の矯正として、こんなメガネを普段使っているメガネの上から掛けています。

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左右の目頭のところにテープを貼って見えないようにすることで、異常対応を起こしている部分で見るのを妨げ、中心窩で見ざるを得ないようにするそうです。

運転している時を除き、可能な限り着用する様にしています。

シェアハウスの他の住人からは、「大学教授みたい」「目標達成のためには何かを犠牲にしなければならない」などと言われています(笑)。

 

見え方の変化

網膜異常対応矯正の成果かどうかは分かりませんが、部分的に融像出来る様になった気がしています。

クリニックでは3Dテレビを用いて、融像の訓練を行っています。

図解するとこんな感じです。

f:id:airways767:20170515050818p:plain

※実際には様々な種類のもっと複雑な絵を用いています。

これまでは左右の像の位置が離れていれば同時に見ることが出来ますが、近づくと融像恐怖や抑制が起こり、左右の像が交代で見えたりして像が重なることはありませんでした。

ところが、2週目最終日の金曜日のトレーニングではそれぞれが重なって見えました。これまでは左右の像を近づけると像が左右上下に飛び抜けて、重なることはなかったのですが。

まだ単純な図形でしか出来ませんが、「左右の目で見たものを重ね合わす」というこれまでどうしても出来なかったことが少し出来る様になった感動がじんわりと胸にこみ上げました。

 

3Dに見えた?

トレーニングの最後に、立体視用の画像を3Dテレビで見ていると、絵がただモニター上に映し出されているだけではないような、大きさが変わったような、前に少し出て来たような・・・。なんとも表現しがたい見え方をした気がします。

3Dに見えるとはどんな感覚なのか、これまで経験したことがないため説明のしようがないのですが、何かを掴み始めているのであれば嬉しいです。