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27歳からの立体視獲得への挑戦

幼児期から斜視の(そして弱視になりかけていた)私が、立体視獲得に向けた試行錯誤を綴ります

名古屋・特別視機能研究所訪問

前回の神戸に引き続き、名古屋に行ってきました。

目的地は、「特別視機能研究所」(http://www.menosite.com)さんです。

こちらの運営をされている内藤先生は南カリフォルニアでオプトメトリストの資格を取得されたとのことです。

 

こちらでは2時間にわたって、詳細に目の状況について検査いただきました。

今回の発見は、メガネの度が若干強いことによる懸念と、上斜視の不安定さです。

 

メガネの度の強さ

現在、アメリカのオプトメトリストから処方されたプリズム眼鏡を使用していますが、度が強いと思われるとのこと。

度が強いと、その度に慣れてさらに強い度を目が求めるようになってしまい、結果目の筋肉に力が入る→目の動き、特に目を開く動きが難しくなる恐れがあるとのことでした。

 

上斜視の不安定さ

前回の神戸訪問でも少し書きましたが、像が上下にふわふわと動き、なんだか不安定だなーと感じていました。この部分に関して、今回は客観的に検査頂くことができました。

おさらいまでに、私は昨年のアメリカのオプトメトリスト訪問の後から、左目に見られる上斜視矯正を目的に今のプリズム眼鏡を使用しています。

プリズム眼鏡を使用による理想の状態は、上下の視野のズレが矯正され、左右のズレのみに収まるというものですが、実際の私の状態は少し異なります。

理想の状態通りに、左右の目の上下位置が揃う時はあるのですが、ズレるときもあります。

そしてまた、これは眼鏡を掛けていなくても同様に起こります。つまり、眼鏡を掛けていようがなかろうが、上下にズレるときとズレない時が混在しているのです。

それどころか、最初は上下のズレがなく像が見えているのに、しばらく眺めているとだんだん上下にズレてきたり、それがまた戻ったりと極めて不安定です。

 

これらの状況から、今回の診察では今のプリズム眼鏡の使用をやめて、度を弱めた使い捨てコンタクトレンズを使用することを提案されました。

眼鏡でなく”使い捨て”コンタクトレンズを使用するのは、使い捨てであれば度の変更が途中で簡単に出来るから、という理由とのこと。確かに、眼鏡だと一度作ってしまうとレンズを変えるのにも結構なコストが掛かってしまいますが、使い捨てコンタクトであればその調整も容易です。

 

熱心に検査とご意見をいただいた今回の内藤先生の指導によるトレーニングに切り替えていくことも頭によぎりましたが、相談の結果、まずはこれまで進めているサンノゼのオプトメトリストの方のやり方に従ってトレーニングを進め、もし結果が芳しくなければ再度ご相談させていただく、との結論に達しました。

実は、この春からサンノゼに長期滞在し、集中的なトレーニングを行うという話が出ているため、まだ結婚しておらず、年齢も若い今のうちに長期滞在でのトレーニングを行うことが合理的と考えたからです。

 

視機能回復のためにもっとも必要なもの

今回、特別視機能研究所さんにお伺いしたことで、私の訓練について、上に書いたような新たな視点を得ることが出来ましたが、もっとも心に残っているのは、

「根気」

がとにかく必要という内藤先生のお話でした。

今、私が取り組んでいる訓練は勉強をして知識をつけたり、何かすぐに結果が出るようなものではありません。

内藤先生の言葉をそのまま引用すると「感覚を身につける。例えば右利きの人が左手も使えるようにするようなもの」。

さらに、トレーニングにはカッコいい機械を使うわけでもないです(今取り組んでいるのは、鏡ごしに雪だるまのイラストを見つめるという超アナログかつ退屈、でも集中力が求められるものです)。

そもそも自分に変化が起きているのか、こんなことやっていて本当に意味あるのかな、という気持ちになる時もあります。

実際、毎日やるべきミラートレーニングもたまにスキップしてしまう日もあります。

ただ、そこでくじけずにやり続ける「根気」がとにかく必要という内藤さんのお話をお伺いし、再度モチベーションを上げてこれからも引き続きトレーニングに励んで行こうと気持ちを新たにし、東京への帰路につきました。

 

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せっかく名古屋ということで、コメダ珈琲でこの記事を書いて帰りました。