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27歳からの立体視獲得への挑戦

幼児期から斜視の(そして弱視になりかけていた)私が、立体視獲得に向けた試行錯誤を綴ります

体のセンターライン

自分の体に中心線を書くとしたらどのあたりでしょうか。

横軸方向にはおそらく腰かおへそを通る横線が来ると思います。
 
では、縦軸はどこでしょうか。
 
頭のてっぺんから眉間、鼻の頭、おへそを通る垂線が描けると思います。
背骨に沿った縦線とも言えるかもしれません。
 
このことが私にとっては悩みの種になっています。
なぜなら、私の視野の中心と、体の中心の認識がずれているからです。

どう見えているのか

私の視野は右目で見た情報を中心に構成されています。
言葉だけだとわかりにくいので、画像を用いて説明します。
例えば今、このハトの写真が今見えている視野だと仮定してください。
そして、ハトに焦点を合わせているとします。
f:id:airways767:20170223202304j:plain

両眼視に問題がない人は、左右の目でこのハトを注視して、それぞれの目で受け取った視覚情報を脳内で合成し、立体的なハトの像を得ることができます。

 

ところが、私の場合は少々異なります。

 
このハトに注視した際、私の視野はこんな感じになっています。
f:id:airways767:20170223202332p:plain
 
本来注視しているハトは両目で見るべきところを、右目だけで見てしまっています。 
つまり、右端から注視した対象物までは右目から来る視覚情報が優先され、右目でカバーしきれない視野(=視野の左端)を左目からの視覚情報で補っている。
もちろん左目でも対象物(この場合ではハト)は見えていますが、脳が勝手にその部分の情報を削除した上で私に認識させている。
こんな感覚を持っています。
 
この解釈が実際に正しいのかどうかは、この点に関して検査をこれまでしたわけはないので、少なくとも体感として、ということで。
また、なぜこうなったのかはわかりませんが、もともと左目が弱視になりかけて居たこと、左目の方が内斜が強かったことから、右目をメインで使うようになったのかもしれません。
 
この結果何が起きるかというと、視野の中心は基本的に右目からの情報。
つまり右目の位置が視野の中心になるため、それに伴って認識上の体の縦の中心線は右目から垂直に下ろした線という感じがします。
体の中心と視野の中心のズレ、ほんの数cmですがこれを意識し始めると気持ち悪くなって混乱した気分になって来るときがあります。
 

最近の実験

 
この状況は、視野の中心で、左右の目からの情報を融像出来てないことにあるのではないかと考え、最近実験的に行なっていることがあります。
 
まず、ミラートレーニングを行います。現在行なっているミラートレーニングであれば、両眼で同じものを注視することが少しずつ出来るようになっているからです。
 
次に、誰かに手伝ってもらい、私の首から肩の輪郭を両手で、左右均等になぞってもらったり、背骨を首から腰にかけてなぞってもらうことで体の中心を意識します。
その誰かが見つからない時(笑)は背骨に沿うように長い木の棒を当てて意識できるようにしています。
 
また、左右のどちらの目を優先的に使うかを意識的に切り替えられるので、たまに左目を優先的に使うように意識して、今度は左目の位置を視野の中心に持ってきたり、左右の目を高速に切り替えて中心を意識させてみたり、なんてことも行なっています。
 
オプトメトリストからの指示で行なっているわけでもなく、単に私の個人的な実験のため効果の程はわかりませんが、自分の視野中心と、実際の体の中心が初めて合致したような感覚があり、また一つ、失くしていたものに触れたような感覚がありました。
 
私の視野の感じと、最近の発見のご紹介でした。